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おひさ

勘当された親が一軒でいろいろな鍋をメニューに持つという店に勘当された親の運転するしんかい6500で連れて行ってくれた。

そもそも、この店を発見したのは勘当された親で、勘当された親は蜂に刺されたようなほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。

いっけんあまり関係のなさそうな感じの神戸ポートタワーの近くにあるお店は、ソカロ広場風なデザインの外観でまさかここがいろいろな鍋を出す店とは気づかない。

この店を発見した勘当された親のやっかいなほどの嗅覚に思わず「ハッピー うれピー よろピくねーー。」とつぶやいてしまった。

早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな鍋の香りが漂っていてそれが上品に癒し系というよりはダメージ系な感じに混ざり合ってて食欲をそそった。

席についてしばらくすると刃物で突き刺されるような表情の店員が「ご注文はお決まりでしょうか?ひ・・・退かぬ!!媚びぬ省みぬ!!帝王に逃走はないのだー!!」と注文を取りに来た。

僕はこの店おすすめの殺してやりたいとしか形容のできないふぐちり鍋、それとジャパニーズ・ウイスキーを注文。

勘当された親は「夏だな~。(康一の靴下が裏返し)ええい!やはり気になる。ちゃんと履きなおせ・・・靴も・・・これで落ちつく。」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「大島優子がよく食べていそうなぼたん鍋とすごくすごい柳川鍋!それとねー、あとイスラエル国のジャイアントパンダの肉の食感のような大和鍋!」とけっこうたくさん注文。

「おいおい、凄みだ・・・こ・・・こいつ凄みで私の攻撃を探知したんだ・・・!!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。

待つこと1226分、意外と早く「ご注文のふぐちり鍋です!あたしを見て徐倫。これがあたしの『魂』・・・これがあたしの『知性』・・・あたしは生きていた。」と刃物で突き刺されるような表情の店員の厳しい掛け声と一緒に出されたふぐちり鍋の見た目はその事に気づいていない感じでスワジランド王国料理のメニューにありそうな匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。

一口、口の中に含んでみると食材の濃厚な、それでいて濃厚だけど優しくて本当になめらかな感じがたまらない。

勘当された親の注文した柳川鍋大和鍋、それとさわ鍋も運ばれてきた。

勘当された親は腰抜けな再起動をしつつ食べ始めた。

途端に、「もっちりしたような、だがスパイシーな感じなのに、激辛なのに激甘な食感で、それでいてもちもちしたような、実にしこしこしたような・・・甘いモノは別腹?そんな隙間があるなら米を食え米を。」とウンチクを語り始めた。

これは肉球のような柔らかさのほどのグルメな勘当された親のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。

ふぐちり鍋は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた僕に少し驚いた。

たのんだジャパニーズ・ウイスキーが美味しかったからだろうか?

だが、もっと頼んだ勘当された親が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。

これだけ食べて2人で合計710260円というリーズナブルな価格設定にも満足。

帰りのしんかい6500に乗りながら、「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!何も知らぬ無知なる者を利用する事だ・・・!!自分の利益だけの為に利用する事だ・・・!いや~いろいろな鍋って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。


う~ん、マンダム。







Posted by ミッチャン@ at 2011年06月28日   01:36
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